脱サラ音楽クリエイターの音楽硏究記

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【ボイトレ】声区と歌唱法を知ろう!【第3回】

 

第3回 声区と歌唱法を知ろう!

 

あなたの生まれ持った素敵な歌声を探すボイストレーニング

 

第1回は歌を歌う上でベースとなる姿勢の話

第2回は安定して長時間歌ったりいい響きの声を出す為に必要な腹式呼吸

について話しました。

 

姿勢も腹式呼吸も一朝一夕では習得できないものなので、

すぐ身につけられなくてもどかしいかと思いますが 継続こそ力なり です。

意識して続けていきましょう!

 

今回は知っていると役に立つ、声区と歌唱法のお話です。

音楽好きの方でも、意外と知られてないのではないでしょうか。

それぞれの歌い方を身に付ければ、歌唱の幅が広がってテクニカルな歌い手になれます!

 

それでは、Let's get it!!

 

目次

 

 

声区 

 

チェストボイス(胸声)

胸での共鳴が強い声区。

 

男性では低~中音域、女性ではC3以下辺り

に当てはまる。(個人差あり)

 

発声で重要なのが 胸に響かせる こと。

 

手で胸を押さえて胸が振動でビリビリ していたら共鳴ができていると確認できる!

 

 

いわゆる地声のことです。(当てはまらない場合もありますが...)

 

声量を出したり、いい歌声を出すためには共鳴させるとが超大切なので、

発声する時には手を胸に当てて、響かせることを意識しましょう!

 

(ミドルボイスも声区にありますが、チェストボイスと大差ないので省略します)

 

 

ヘッドボイス(頭声)

頭(上咽頭)で共鳴させる声区。

 

男性・女性ともに高音域が当てはまる。

 

重要なのが、

上あごの奥や鼻腔内を響かせる こと。

 

後頭部と首の境目辺りに手を当ててビリビリ していたら共鳴できていると確認できる!

 

 

いわゆる裏声のことです。

男性で裏声を出せない方がいますが、

それは出し方を知らないだけで練習すればすぐにできるようになります。

 

無駄な力を抜いて、オオカミが吠える真似 をしてみてください!

 その響かせ方を忘れないうちに、同じように高音のメロディを歌ってみてください。

 

できるようになりましたか?

 

ヘッドボイスも上咽頭への共鳴が大切なので、

後ろ首筋に手を当てて確認しながら発声してみましょう!

 

(ホイッスルボイスも声区にありますが、通常の歌唱で使用しないので省略します)

 

 

声区まとめ 

 

巷では、地声と裏声などと区別されていますが

中間辺りの 音域では、胸と上咽頭の両方が響きます。

 

つまり、

低音域から高音域に移るにしたがって、

共鳴も胸から上咽頭へと移ります!!

 

だから地声・裏声と区別せずに

声帯を一本の弦のような楽器のようにとらえてみて

音の高さに合わせた適切な発声をするように 心がけましょう!

 

 

 歌唱法<ミックスボイス> 

 

聞いたことがあるでしょうか?

平井堅さんや槇原敬之さん、EXILEのATSUSHIさんなどが使っている歌唱法です。

 

ミックスボイスの定義はまだ曖昧なのですが、自分なりに説明すると...

 

頭声(”裏声”) + 声帯の閉鎖

 

です!!

 

何を言ってんだコイツ?

と思われたかもしれません(笑)

 

私もミックスボイスを訓練で習得したので、

今後ブログでその訓練方法を詳ーしく!公開していきます。

お楽しみに! 

 

おわりに 

 

以上、声区と歌唱法を紹介しました。

 

少し複雑だったかもしれませんが、

「大体こんな感じなんだ」 と分かればそれでオッケーです!

大枠を知っていることが後に歌唱法を学ぶ上で役に立つので!

 

 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

 

 

注意:あくまでもポップスの発声法です。

自己流の方法を記述しており、私もまだ学んでいる身です。

誤り等があれば、ご指摘頂ければ訂正等の対処をします。